帰ってきた甲冑男爵

ジャンプの武装錬金ネタ。
この作者の以前の漫画、ガンブレイズウェストで散々ネタにしてきたんですが、復活です。
とりあえず、『全身甲冑(フルプレートアーマー)武装錬金・バスターバロン!!』の大きさを考えて見ます。
一応形は人型。
その大きさは、足首から膝までが6m、頭頂部の奥行きがおよそ2mといったところでしょうか。
当方の膝から足首までがおよそ54cm、頭は20cm程度で身長が178cm。
足比例で計算するとおよそ11倍・19.5m、頭比例で計算すると10倍で18m。
おそらく20m弱といったところですね。
対するヴィクターも巨大化、おおよそ同じ大きさになります。
やっぱり20m程度でしょうか。
で、錬金術とはいえ質量は保存してくれないと困ります。
困らない気もしますが、ネタのため保存してるとします。
と言うわけで表面積を計算してみます。
人体の表面積はs = 0.007184×w0.425×h0.725で求まるそうです。
ただし、表面積s(m2)、体重w(kg)、身長h(cm)
この式が内臓側の表面とか、皮膚のしわとか考慮してるかどうかは分かりませんが、おそらく内臓は考慮してないはず。
腸あたりがものすごく表面積でかいので。
そのため、この式をバスターバロンに当てはめてみます。
大きさを18mとし、見た感じ割りと細めですが、戦士なので筋肉質であろう大戦士長の体重を80kgとして比例計算で求めます。
おそらく水(人体と同密度)であれば80トン前後になると思います。
んで、この式に叩き込むと、およそ200m2。
200平米というとそこらのマンションの2倍から3倍程度ですか。
さて、この鎧が鋼鉄で出来ているとします。
また、質量保存の法則が成り立っているなら、小型の核鉄を投げたりしてるシーンから重くても鎧は数kgです。
ここでは10kgとしましょう。
鍛えられた戦士、10kgくらいなら投げて片手で受け止めても大丈夫でしょう。
すると、表面積200m2の鋼鉄が10kgになるのは、厚さが6.4×10-6メートルのとき。
つまり、厚さが6.4ミクロンですね。
参考:髪の毛の太さが100ミクロン程度。
200枚重ねて厚さが1mm、こんな鋼鉄、手で引きちぎれます。
しかも、大戦士長がこの鎧の頭の上に立ってます。
その重みで確実に頭が凹みます。
凹むと言うか、おそらく頭を突き破って落ちます。
そんなバカな。
これはいけません。
甲冑男爵の前例に習いましょう。
ヤツは厚さ5インチの鋼鉄です。
5インチというと127mmですね。
厚さ127mmで表面積200m2なので、体積は25.4m3。
鋼鉄の密度が水の7.8倍程度で、水が1m3あたり1トン。
なので、およそ200トンですね。
さて、ここに立ちふさがるはやはり質量保存。
これは、核鉄ごとに重さが違っているのでしょう。
そーすればカズキとかが投げてもOK、あれは軽いんです。
で、大戦士長は200トンの核鉄を持ち歩いてると。
その核鉄を上から落とせば、どんなものでも穴が開く気がします。
解決策。
核鉄は周囲の物質を錬金術で変化させて取り込むことが出来る。
幸い周囲は海、海水に含まれてる鉄をとりだせばOK。
その濃度は0.00079(μg/kg)。
250兆トンの海水が必要ですね。
海水そんなにありませんて。
いやいや、連中ヘリで向かったので、何機か食えば大丈夫。
また、錬金術で水から鉄を作ったのかも知れません。
終わったら適当に戻すのでしょう。
問題点。
核鉄にそんな能力があるなら、敵を金塊にでも変えてしまえ。
禁句。
マンガだから。
つーか、あれだけデカいと、鋼鉄なんかで作ったら足あたりが座屈してしまいそうです。
追記:
えーと、鎧の厚みを甲冑男爵と等しい5インチにしたのですが、背が9倍なら厚みも9倍ですよね。
その理屈はおかしい、とか言わないでください。
さて、鎧の厚みが9倍と言うことは、45インチですね。
つまり114cmです。
表面積が200m2なので、体積は228m3。
鋼鉄の密度、7800kg/m3を掛けておよそ1800トンとなります。
厚みが9倍なので、この計算では重さも9倍ですね。
本来は丸みとかあるんで、小さいと思いますが。
さて、こんな質量を海から合成するのはやっぱり無理ですね。
軍用ヘリでも重さは5トン程度でしょうか、ちょっと操縦士の安全が気にかかります。
船から錬金すれば十分な質量が得られそうですが、乗員が大変ですね。
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