
映画編第二段は『ザ・コア』
でも、やっぱり映画じゃなく小説を利用。
『ザ・コア -地球が復讐する日-』ディーン・ウェズリー・スミス、メディアファクトリー。
さて、この映画も非常にアメリカ的というかなんと言うか、無駄に英雄的行為を行って無駄に人が死んでいく話です。
まあ、ストーリー自体はどーでもよろしい。
つーかあんまり詳細に書くと訴えられそうで。
早い話がレーザー砲積んだ船で地球に穴あけながら核まで潜ろうって内容です。
が、出てくるレーザーが無茶苦茶なんですよ。
まずは簡単にレーザーの原理を。
位相と波長と方向をそろえた光を放出することで、光のエネルギーが損失しないように遠くまで送るというものです。
さらに、光の集光性がよく、小さい点にエネルギーを集中することができます。
まあ、小学生のときに虫眼鏡でなにか焼いたことあるでしょ。
で、今の工業用レーザーの主流はCO2レーザーとYAGレーザー。
そしてその出力は20kw程度。
研究用のレーザーで40kw程度を実現してるとか。
さて、映画に出てくるレーザーは、1秒で岩に200mの深さで地下鉄のトンネルくらいの大きさの穴が開くらしいです。
この段階で現在開発されたレーザーをはるかに上回る性能ですね。
で、船は華氏9000度の温度に耐えられ、コアの圧力にも耐えられるとか。
なので、50万気圧程度の圧力には余裕で耐えられると。
なお、現在もっとも硬い金属でも10万気圧かけると塑性変形おこします。
この船一隻で何個のノーベル賞と特許が絡むのか。
さらに、地中を透過できるレーダー(でも、透過しちゃったらなにに反射して戻ってくるのか)、地上と更新できる無線(普通の無線は山でとまっちゃうよなぁ)など、イカれた装備が盛りだくさん。
まず、船を何処から潜らせるかで議論が発生。
海溝の底から潜れば早く潜れると言い出すと、船の開発者は『そんなことしたら、船に防水加工をしなきゃならない』と言い出します。
防水加工しないでコアまで行くつもりだったそうです。
マグマが染みこんできそうなイヤな船です。
さて、レーダーに、『レーザーで除去できない硬い物質』としてダイヤの塊が映ります。
乗組員の反応は、『いたるところに散らばっていて回避できない。』
何のためのレーダーだ。
あー、しかも現実のレーザーでもダイヤ削れます。
あれだけ出力が高いレーザーなら十分除去できるはず。
さて、コアに到着、しかし計算上では爆弾の出力が足りないと。
持ってる爆弾は200メガトンが5発。しかしあと80メガトン分の爆弾が必要らしいです。
で、しょうがないから船の原子炉の燃料棒を爆弾の横に置いて出力の足しに・・・。
その燃料棒は完全精製済みかよ。
普通原子炉で使うのは原爆よりも純度の低い核燃料です。
まあ、それはいい。
でも、核爆弾の横に核燃料を置いたくらいじゃ核反応は起きねーよ。
まあ、任務はなんとか終えたものの、酸素の残りもわずか、燃料もない状況に追い込まれます。
でも1週間くらい生きてます。
酸素はどうした酸素は。
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